
僕の名前は
ピーター・ローランド。デンマーク
から来ました。
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僕は料理に対して
“passion-情熱”を
持っています。

僕はプロのシェフではありませんが、自分のことを料理への情熱に駆られた“フード・エンジニア”だと思っています。
僕が初めてインスピレーションを感じたのは、子供の時に見たキッチンでの母と祖母の姿からでした。2人の、基本的な材料であっても本物にこだわり、すべてを一から作る姿勢や、
オリジナルの家庭料理を見て、“これだ!”と、
ひらめいたのです。
残念なことに、母は僕が12歳の時に、
癌で亡くなってしまいました。それは
僕にとって大変なことでした。でも、
自分が望みさえすれば、悪いことの後にはいいことが来るものです。それから父と僕は2人きりで住むことになりました。でも、父は料理の仕方も掃除の仕方も知りませんでした。そこで、毎週、祖母が僕の家に来て、僕にそれを教えてくれました。その結果、僕は父の身の回りの世話ができるようになりました。このことに
ついて、僕は今、感謝をしています。
その経験が僕に、料理への情熱とスキルを
与えてくれたのです。
同じ頃、僕はいつも皆さんご存知の“レゴ”で
遊んでいました。今はもうレゴで遊ぶことは
できませんが(でも、できるかな?まだ、
やってたりして!)、大切なことは、今は、
何か新しいものを試したい、創りたい、
形にしたい、という僕の欲求“appetite”を料理が満たしてくれるということです。かつてレゴが
そうであったように。
現在、僕は主にイタリアやフランスの家庭料理からインスピレーションを得ていますが、
いつもそこに母国デンマークのキッチンからの一握りの“love”を込めたいと思っています。
そしてまた、日本料理とヨーロッパ料理をフュージョンさせることによって、現在僕が
住んでいるこの国に“respect”の気持ちを表したいとも思っています。このコンビネーションは、
伝統に基づきながらも新しく、いろいろな文化を取り入れた料理と革新的なテクニックを
もあわせ持つ、一つの料理のスタイルを生み
出すものです。
僕の夢は、世界中の人々とこの“情熱”をシェアし、人々にインスピレーションを感じてもらい、僕の料理によって皆さんにハッピーになってもらうことです。僕は皆さんに楽しんで
いただき、また、この情熱をシェアして
いただけることを、心から願っています。